成長の連続性を持ち続ける
当園は鳥取砂丘に程近い、閑静な住宅街に立つ2018年設立の認可保育園です。
毎朝、0歳~5歳児までの50名の子どもたちが元気よく登園してきます。保育園での生活や遊びは、子どもたちを中心に行われていきます。朝の時間は図鑑を見たり、お絵かきやパズル、カードゲーム、廃材を使って思い思いの物を作ったり、それぞれが好きなことに没頭できる時間です。
クラスのお友だちが揃ったら保育者の声掛けでその日のあそびを楽しみにしながらお片付けが始まり、みんなが集まったところで今日の遊びの相談です。「今日はどう過ごそうか?」「砂遊びがしたい」「昨日のガチャガチャづくりの続きがしたい。」「それいいなあ、小さい組さんも招待したら喜ぶんじゃないかなあ」「でも、ガチャガチャの玉が足りんで」「あっ、だったら手紙を書いて玄関に貼っとけばおうちの人が持ってきてくれるかも!」「おー」「やっぱり後で外にも出たいでなあ」。4、5歳児になるとこのようにして自分の思いやお友だちの思いを出し合い、だんだんと折り合いがつけれるようになってきます。私たち保育者は自分たちで考え、選び、実行する楽しさや満足感が得られるよう、日々取り組んでいます。
これからも子どもたちの幸せを願いながら、子どもたちの好きなことを追求し、菜園活動や異年齢保育、地域の方との交流を通して思いやりの心を育み、子どもも大人も成長の連続性を持ち続けていけるような保育園でありたいと思います。
園長 大久保 貴世